2012-01-01から1年間の記事一覧

思考の癖が身体にそのまま表れる

例えば本を読んだり人の話を聞いたりして、様々な気づきと出会うことは良くあるのだけれど、自分自身の思考の癖と否応なしに向き合わされ、とんでもなく大きな何かでドカーンと一発ぶん殴られるほどの気づきに出会うことって、そんなにないだろう。韓氏意拳…

最近の出来事(メモ)

最近始めたこと:数学、物理、自然農(、古武術)最近、いろいろなことに変化があって、自分でもついて行けていない。例のたくらみゼミ後から、数学にしても古武術にしても、対象への理解が深まる前に人間関係の方が先に出来上がって、もう離れられない感じ…

いてくれるだけで、ありがとう。

親不知の抜歯後の痛みがなかなか消えず、耳の後ろや頭痛も激しくなると、うずくまってしまって何もできない。鎮痛剤を飲むタイミングを間違えると、しばらくこの痛みに苛まれる。母がその様子を見て、「かわいそうに、かわいそうに」といって手を握ってくれ…

「生きる」

何度読み直しても、泣いてしまいそうになる。 こんな、奇跡のように美しい出来事が日常にあふれ返っているんだから。雨上がりの夜、傘を杖のように持って歩きながら、大学通りの横断歩道を渡ったところで先輩が、小さなアマガエルがぴょんぴょん跳ねるのを見…

手を差し伸べたい気持ち

電車の中で椅子席は全部座っている人がいて、ぽつりぽつり立っている人がいる程度の電車で、扉の近くに立っていた180cmを超える長身の男性が、ある瞬間にそのまままっすぐ、バタンと倒れてしまった。周囲にためらう空気はあったものの、反射的に私はその方に…

心の温かいほうへ

大好きな先輩のこと 大学院の先輩に、大好きで大好きで、ずっとお手本にして生きていきたい女性がいる。大学院では同じゼミで環境経済学を専攻していたのだけれど、勉強でもとてもお世話になったし、それ以外でも大いに影響を受けたと思う。先輩が好きだとい…

光のあたらないかけがえのないもの

小川洋子さんの眼差し 小川洋子さんの小説が大好きで仕方がないのは、光があたらないものや、言葉をもたないものの、殆ど消えてしまいそうな微弱な息遣いを聞き逃さずに、温かい眼差をもって優しく掬いあげようとするような慈愛を感じるからなのだと思う。『…

こころひかれる数学の世界

前々からとても気になっていた本を図書館で借りてきて、もったいぶってまだ開いていない。私の本棚でひときわ輝いているように感じる。今夢中になって読んでいる内田樹さんの『レヴィナスと愛の現象学』を読み終えたら、早くこれらの世界に潜り込みたい。写…

殺す、と隣合わせ

顔全体が鬱血して熱くなり、意識は朦朧としている。手足というものは一体、どのようにしてこの体と繋がっていたのか訳が分からなくなるほど、感覚は次第に鈍くなっていく。かろうじて残る意識は、脳内で響く脈拍のみをとらえている。もう終わりなのだろう。…

大掃除

これも昨年末のことだけど、今年も使えそうなのでメモ。■流しの排水溝の汚れ 重曹にクエン酸水を足したのをかけて、お湯流しながらブラシでこする。■水周りの汚れ 汚れを落としたい箇所にティッシュをおいて、お酢を水で薄めたのを吹きかけて、しばらくおい…

おせち

あけましておめでとうございます。昨年末、思い立って、おせち作りに初挑戦してみました。 年末のアメ横のにぎわいは心躍ったし、ひとつひとつ手間かけて作るのも楽しかった。何より、母が「楽できた〜」と言ってゆっくり休めている様子で、本当によかったで…